ニュースリリース

2024年9月25日

茶園の職人とともに創意工夫し、日本の味覚に合う和紅茶を目指す
有限会社丸新柴本製茶と共同開発で、味の素AGF初となる
オリジナルの和紅茶の試作製造を開始

 味の素AGF株式会社(代表取締役社長:島本 憲仁 以下、味の素AGF)は、有限会社丸新柴本製茶(代表取締役:植田 大、所在地:静岡県 以下、丸新柴本製茶)と共同で、味の素AGF初となるオリジナルの日本の紅茶葉(和紅茶)※1の試作製造を開始します。

  • 茶葉収穫の様子
    高解像度画像
  • 紅茶の試飲評価の様子
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 近年、国内の緑茶消費量では緑茶飲料が増加傾向にある一方、緑茶飲料の価格競争や、急須でお茶を飲む機会の減少などの影響により、茶葉は緩やかに減少し、茶農家数も減少傾向にあります※2。味の素AGFは、「日本産の茶葉を使って、日本の味覚に合った、付加価値のある製品を開発することで、日本の茶園の価値向上や存続に貢献したい」という想いから、丸新柴本製茶とオリジナルの和紅茶製造に向けて取り組みを開始しました。

 海外の紅茶ではできない、「華やかで香り高く、すっきりしつつもコクのある味わい」の紅茶葉の量産化を目指し、実際に静岡県の丸新柴本製茶に赴き、茶園の職人とともに茶園をみながら茶葉の発酵条件を詳細に検討しています。1回目の試作製造は2024年5月14日(火)、2回目は6月17日(月)、3回目は7月22日(月)に行い、茶葉の発酵条件の試作検討を行いました。

 本年9月25日(水)より行う4回目の試作製造でも、茶期に合わせた茶葉の発酵条件の試作検討を行う予定です。

 今後も、茶園の職人とともに創意工夫しながら和紅茶を作りこんでいきます。

  • ※1日本で育った茶葉を使い、日本で発酵させた紅茶のこと。緑茶、ウーロン茶、紅茶は同じ茶葉から作られ、茶葉の発酵度合いで緑茶、ウーロン茶、紅茶と大別される。
  • ※2農林水産省 茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針現状と課題
    https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/attach/pdf/kihonhou-18.pdf
  • 茶葉の乾燥の様子
  • 茶葉の発酵の様子

■有限会社丸新柴本製茶とは

丸新柴本製茶は、明治45年より静岡県牧之原にてお茶を育て、お茶とともに生きてきました。恵まれた大自然に感謝し、心も身体も幸せにする日本茶作りを追求しています。「カラダよろこぶ」をコンセプトに、カフェインフリー茶、独自製法発酵茶など、より良いお茶作りに挑戦しています。

【有限会社丸新柴本製茶サイト】https://tea-marushin.com/

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