従業員とのかかわり

従業員一人ひとりがいきいきと働き、
能力を発揮・成長することこそが、
会社の成長・活力の源と考え、
人財育成と健康的で
働きやすく・働きがいのある
職場づくりを目指しています。

従業員に対する理念

個人と会社の共成長サイクル

人と組織の成長が会社に繋がる、共成長の考え方を人財育成の理念としています。個人が意欲を持って挑戦することで組織へ貢献し、組織はチャレンジする個を支援する。この支援と貢献を繰り返し、限りのない会社の成長に繋がると考えています。

個人と会社の共成長サイクル

HRコンパスの考え方

コンパス2030(2030年のありたい姿)で描いている事業視点での取り組みを強力に推進するため、今後より重要となる人的資本に関するロードマップとして「HRコンパス」を定めました。
必要人財の充足化、成長化、活性化、安定化のサイクルを回しながら、人的パフォーマンスの最大化に向けて取り組んでまいります。

従業員に対する
組織・経営の取り組み

人財育成

オープンでチャレンジ、選択できる仕組みの運用により、1人ひとりの自律的成長を支援してまいります。

AGF®人材育成体系
OFF-JT OJT ローテーション

健康経営

従業員のココロと
カラダの健康に向けて

私たちは、従業員が健康でいきいきと働ける職場づくりに取り組むことで、その人の持つ能力を十分に発揮し、
お客様の『ココロ』と『カラダ』の健康、そして明日のよりよい生活に貢献できると考えています。

味の素グループ 健康宣言
健康経営「目指す姿」
味の素グループで働いていると、セルフ・ケアが実践でき、自然に健康になる!!

会社は社員と家族の健康増進を支援します。その結果、社員と家族は「バランスの良い食事」「適度な運動」 「良質な睡眠」を意識したセルフ・ケアが習慣化されます。自然と健康に対する意識・知識が高まれば、心身ともに健康な状態が維持・向上し、社員と家族のWell-beingや健康寿命の延伸につながっていきます。

取り組み事例

目指す姿「味の素グループで働いていると自然に健康になる」の実現に向けて、社員のセルフケアが習慣化されるように、継続的なサポートをしている。フィジカルヘルスでは、食習慣改善に向けた適正糖質セミナー、運動習慣改善のためのウォーキングイベントなどを実施。メンタルヘルスでは、産業医による全基幹職(管理職)対象に健康管理の基礎知識向上を目的としたラインケア研修を実施。(役員・基幹職の67%参加)

  • ウォーキングイベント
  • 適正糖質セミナーの様子
  • 産業医によるラインケア研修
取り組み結果

味の素AGFは2022年度から3年連続で健康経営優良法人の認定を受けております。
これからも健康経経営を推進していきます。

2024 健康経営優良法人
健康経営戦略マップ(取り組みの全体像)
健康経営戦略マップ
AGFグループ ハラスメントしない/させない宣言
  1. 私たちは、ハラスメントは、 共に働く仲間の人間性を傷つけ、 風通しの良い組織風土作りを妨げる 一番の要因であると考え
    “ココロの健康”を大事にし、 次の通り取り組みます。

    • 職位の上下に関わらず、お互いを知り尊重し、フラットな関係を築きます。
    • 気付かないうちに人を傷つけてしまうことがあることを自覚して行動します。
    • 社内外のいかなる場面(例えば懇親会や取引先)においても相手を思いやって行動します。
  2. 私たちは、ハラスメントを放置せず、 上司や同僚に相談、
    またはホットラインへ通報、 ハラスメント窓口へ相談します。
    会社は、ハラスメント相談があった場合、 真摯に対応し、再発防止に努めます。
    また、協力して下さった方々や被害にあわれた方々が 不利益を被らないようにします。

会社組織の
健全な運営に向けて

  • 労使関係

    「会社の永続的発展を前提に労働条件の維持向上をはかる」という労使共通理念のもと、従業員が安心していきいきと働き続けていくための労働条件の整備や労働環境の改善に一体となって取り組んでいます。また、従業員意識調査、360度評価、労働組合が行うコンプライアンスアンケートなどの外部機関による組織評価を定期的に実施し、組織の健全性や透明性向上に努めています。

  • 安全衛生管理

    労使で構成するメンバーにより職場巡視(月1回)を行い、適切な照度・空間の確保や異臭・騒音の有無など、職場環境を害するものがないか、救急用具や防災用具の備え付け、避難経路の確保など万一の備えができているかなどの確認、改善をはかっています。

  • 労働安全衛生

    AGFグループは、全員参加による労働安全衛生を企業活動の最も重要な基盤のひとつと捉え、“いのちを守る安全はすべてに優先する”という考え方に基づき行動しています。
    労働安全衛生の国際基準ISO45001認証を全社で取得し、労働安全・衛生・健康の観点からリスクマネジメントを行い、組織の健全・円滑な運営を推し進めています。

  • 長時間労働の抑制

    就業時間の適正化に向けて、労使の取り組みによる年休の計画取得、消灯時間の設定、Happy退社デー(ノー残業デー)、会議のペーパーレス化等を実施しています。2016年度からは働き方改革が本格始動し、働く時間の短縮と生産性の向上に向けた取り組みが加速しています。

  • 人権啓発活動

    AGFグループ全従業員への人権啓発活動として各種差別問題やハラスメントに関して、新入研修や各階層ごとの研修の際に気づきや人権感覚の醸成のための勉強会を定期的に実施しています。

  • AGFグループホットライン

    法令または「グループポリシー」に照らし問題のある事実もしくは問題のあると思われる事実に関する通報および相談を受け付ける窓口として、社外の通報窓口であるAGFグループホットラインを設置しています。AGFグループホットラインは、AGFグループで働く人なら誰でも利用することができ、匿名での通報および相談も受け付けています。なお、ホットライン通報を行ったことを理由として、不利益な取り扱いをしないよう社内規程に定めています。

多様な働き方への対応

充実した
ワークライフバランスに向けて

フレキシブルな働き方の推進

一人ひとりが効率よく働き、そこで生み出された時間を個々の家庭、地域社会や自分自身の学びなどに再投資し、生活と仕事のバランスをとりながらいきいきと働けるよう、さまざまな制度が実施されています。

制度・施策名 内容
半日年休 年休の半日単位利用可(最大20回/年)
時間年休 年休の時間単位利用可(最大5日分/年)
ボランティア休暇 会社が認めた活動につき、適用認定を受けた従業員に対し、一年度につき5日間
フレックスタイム 全社員が利用可能。コアタイム13時~15時
モバイル勤務 営業外勤者、外出・出張業務時に利用可
在宅勤務 全社員が利用可能
サテライトオフィス勤務 外出や出張先で、会社が契約している全国各地にあるサテライトオフィスで勤務可
多彩なキャリア(観)へ

多様な価値観を尊重すること、そして自律的キャリア開発やチャレンジを後押しする環境の整備を進めています。

制度・施策名 内容
自己申告制度 社員一人ひとりが今後の活躍に向けた具体的アクションプランについて考え意思表示を行う
キャリアコンサルタント制度 社内キャリアコンサルタント(国家資格保有)によるサポートを受けることができる
世代別キャリアプラン研修 世代別のキャリア課題を踏まえ、今後のキャリアを検討するきっかけや気付きを提供する
手挙げ異動制度 各部門が求める人財・スキル要件を公開し、チャレンジしたい従業員とのマッチングを行う
再雇用2ndステージ制度 現役社員で充足できないスキルを持った65歳以上社員を継続雇用する(最長70歳まで)
地域勤務制度 育児、配偶者と同居、介護、傷病、障がい等特段の事由がある場合に勤務地を選択
カムバック採用制度 AGF®を退職した方に再びAGF®で活躍頂くことを目的とした採用
配偶者海外転勤同行休業 配偶者の海外転勤同行時に取得可能(3年間/1回限り)
不妊治療休業 高度生殖医療を受ける時に取得可能(1年間)
兼任・兼職・兼業制度 勤務時間外において、一定の条件のもとでAGF®以外の業務に従事することができる。

仕事と育児・介護との
両立に向けて

味の素AGFでは、すべての従業員が活躍できる職場を目指して、2005年からは”安心して働き続けられる環境”、2014年からは”柔軟な働き方”というコンセプトをもとに様々な制度を拡充してきました。
こうした取り組みの結果、2017年には食品業界で初の「プラチナくるみん」と「えるぼし」最高評価のダブル取得となりました。
また介護に関しても、フレキシブルな働き方の充実に加え最大1年間の介護休業制度を導入しており、仕事と育児・介護の両立に力を入れています。

女性が活躍しています! プラチナくるみん子育てサポートしています
育児に関する制度
育児に関する制度
男性育休(こどもスマイルムーブメント)

出産を機に退職する女性が後を絶たないことに危機感を持った人事部門を中心に、より働きやすい会社を目指して2010年頃から多くの取組を行ってきました。それらの取組が、現在の男女ともに育業しやすい環境につながっています。

介護に関する制度
介護に関する制度

ふぅがあふれる社会に

個人の考え、働き方を尊重し、一人ひとりが前向きになれる風土の醸成を目指し、「ふぅ。」活を始動しました。
社員一人一人が「ふぅ。」を感じられるよう、風通しのよい環境つくりに努めています。

AGFらしい働き方

  • 7時間労働、
    スーパーフレックス制度、
    時間休暇制度

    定時8:15~16:15(うち1時間休憩)の7時間勤務の中で、コアタイム2時間以上の勤務でのフレックス勤務制度を導入。それぞれのワークライフバランスに寄り添った柔軟な働き方を支援します。

  • フリーアドレスオフィス

    各フロアでのオフィスフリーアドレスを実施。また、役員メンバーは現在フロア横断フリーアドレスを実施し、組織の隔てなくコミュニケーションの図れる環境を推奨します。

  • 「ふぅ。」-ルビズ:
    ビジネスカジュアルの推奨施策

    社内でのビジネスカジュアルの着用を推奨。社長以下、役員、一般職含め、TPOに応じた、働きやすい自由な服装での勤務を推奨します。

  • 「ふぅ。」cation:
    年休取得推進施策

    年間総労働時間1,900時間以下、年休取得:取得希望日に100%休める環境を目指し、各職場での整備を実施します。

  • 組織横断プロジェクト:
    組織と人財の共成長を目的に、
    プロジェクティブに働くことを推進

    • 味の素グループでの組織横断プロジェクトや研修など、自社での活動だけにとらわれずに、幅広い分野での活躍を推進します。
    • 社内での組織横断プロジェクトを実施し、自部門だけでなく視野を広げた活動の推進します。

  • ふぅるまいbook

    味の素AGF(株)が目指す組織風土に資するこころがまえと立ち居振る舞いを「ふぅるまい」と定義しています。9 つの「ふぅるまい」を集録した「ふぅるまいbook」を全マネジメント職が共有することで、「ふぅ」があふれる組織文化を育んでいます。それぞれに資する「ふぅるまい」とその実践ポイントを具体的に解説しています。

  • ふぅるまいcheck

    上司としての自分の「ふぅるまい」がメンバーにどう伝わっているか、「ふぅるまいbook」の9項目と連動した形でフィードバックを得ます。
    フィードバック結果を基に、気づきを共有・議論し、よりよいマネジメントスタイルを探求します。

AGF行動指針

『未来(あす)を想い(共生)、ココロに寄り添い(共感)、トモに歩む(共創)』ことで、環境に配慮しながら 、コーヒーをはじめとする嗜好飲料の3R※を大きく進化させ、一人ひとりに寄り添いながら、「ココロとカラダの健康」に貢献できる企業を目指します。そのための行動指針として、以下の考え方をもっています。

  • 3R = Relax くつろぎ、Reset 心の整え、Refresh 気分一新
AGF行動指針