AGF®ストーリー

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人と社会の未来のために

お客さまの生活の課題とプラ使用量削減どちらも大切に
~「ブレンディ®」ザリットルの開発ストーリー~

「なるべく環境によいことをしたい」と思いながらも、忙しい日々の中では手軽さなどが優先され、なかなか行動に移せない…というのが多くの方の実情ではないでしょうか。

「おいしい」「便利」と「環境」どちらも大切にできるよう2021年春に発売された「ブレンディ®」ザリットルは、店頭だけでなく、プラスチックごみの削減やSDGsに取り組む自治体からも関心が寄せられています。

今回は、「ブレンディ®」ザリットルに込められた開発者の想いをご紹介します。

目次

ごみ削減の必要性をコロナ禍で再認識

「ブレンディ®」ザリットルについて、開発を担当したリテールビジネス部の土屋さんにお話を聞きました。

二児の父で、自分自身も生活者として日常の課題に触れているという土屋さん

土屋さん:

今回担当した「ブレンディ®」ザリットルシリーズは、1リットルの水にさっと溶けて、あっという間に風味豊かな飲み物が作れるスティックタイプのパウダードリンクです。

左から緑茶、烏龍茶、ルイボスティー、ジャスミン茶、コーヒー

これまでに5品種をラインナップしましたが、2022年の3月から更に3品種を加え、手軽に、より多様なドリンクを召し上がっていただけるようになりました。

左から紅茶、水分補給応援、ほうじ茶

冷蔵庫を開けてお茶がない時、ストックからすぐ作れることを意識し、水にさっと溶けることにこだわりました。

「ブレンディ®」ザリットルは、スティックタイプで持ち運びに便利なので、大容量の飲み物を買う際「重くてかさばる」というお客さまのお困りごとを解決する特徴もあります。
また、コロナ禍でおうち時間が増え、フードデリバリーも一般的になった反面、使い捨て容器がかさばり、ごみ問題も気になるというお客様の声にお応えしたいという想いも込められています。

もう一つのこだわりは、スティック包装の素材です。

これまで、スティック包装の一部に紙を使用することで、一般的な弊社スティック包装と比較しプラスチックの使用量を約12%削減してきましたが、今回さらにプラスチック量を削減し、約40%まで削減することができました。
ここにたどり着く過程には、強度面や工場での生産効率に試行錯誤する局面もあり、環境対応と安全で安心な品質を均衡させるのは容易ではないと実感しました。

それでも、包材担当と密に連携を取り、使い勝手の良さや品質保持性を落とさない点などに配慮し、最終的には削減を実現することができました。

包材の容器リサイクルマークは「プラ」から「紙」へと表記が変更された

いくつかの自治体ではプラごみ削減の取り組みの中で、この商品を取り上げていただいており、うれしく思っています。

これからも地球環境に貢献する活動を

味の素AGFは2019年10月にコーヒー業界で初めて、スティック商品包装材料の一部に紙を導入し、プラスチック使用量の削減を始めました。
今回ご紹介した「ブレンディ®」ザリットルのように、商品開発やバリューチェーン全体における「人と社会の未来」のための活動を通じて「『ココロ』と『カラダ』の健康」「人と人とのつながり」「地球環境との共生」の実現に貢献して参ります。

環境配慮包装包材設計を始めとする、味の素AGFのサステナビリティに関しては、以下のページをご覧ください。

「味の素AGFのサステナビリティ」ページ

  • 組織名や所属、肩書、業務内容、商品情報等を含むすべての記載内容は、各取材及び執筆時点のものです。

関連リンク

「ブレンディ®」ザリットル ブランドサイト

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