コーヒー大事典

コーヒーのよくある質問「栄養成分」について解説!

コーヒーをよくお飲みになる方であれば、「どのような栄養成分が含まれているのだろう?」と気になったことがあるのではないでしょうか?
実際にコーヒーには多くの成分が含まれており、毎日飲むことによって健康を後押しできる可能性も。
そこでこのページでは、コーヒーの栄養成分について寄せられた質問についてまとめてご紹介します。嗜好品として飲む場合でも、健康に良い影響が現れたら一石二鳥です。コーヒーに含まれる栄養素について知って、毎日のコーヒータイムをより楽しんでください。

カフェイン

カフェインとはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれる成分のひとつです。中枢神経を興奮させる作用、身体を活性化させる作用があり、眠気覚ましや休憩中にコーヒーを飲むと、頭がスッキリすると言われるのは、カフェインの作用によるものとされています。
良い影響をもたらすこともあるカフェインですが、多量に摂取すると次のような副作用が現れることがあります。

  • めまい
  • 心拍数増加
  • 興奮
  • 不安
  • 震え
  • 不眠
  • 下痢
  • 吐き気

コーヒーを楽しむなら、商品のカフェイン含有量など、カフェインについて知っておきましょう。

Q

レギュラーコーヒーやインスタントコーヒーに、カフェインはどのくらい含まれますか。

コーヒー100mlあたりのカフェイン含有量は次のとおりです。

レギュラーコーヒー浸出液 60mg コーヒー粉末10g・熱湯150ml
インスタントコーヒー 57mg インスタントコーヒー2g・熱湯140ml

出典:食品安全委員会:(PDF)食品中のカフェイン

コーヒーのカフェイン量はそれほど多くなく、玉露茶や紅茶と比較すると驚くほどではありません。

玉露 160mg 茶葉10g・60℃の湯60mlで2.5分
紅茶 30mg 茶葉5g・熱湯360mlで1.5~4分

出典:食品安全委員会:(PDF)食品中のカフェイン

以上のようにコーヒーには確かにカフェインが含まれていますが、他のお茶と比較するとそれほど多いとは言えません。

Q

「ブレンディ®」マイボトルスティックはカフェインが入っていますか。

中にはカフェインが含まれるものもあります。
商品は中身の改定やフレーバーの改廃で変わることもありますが、2025年8月時点で販売している商品のカフェイン含有量は次のとおりです。

  • ピーチルイボス:0mg
  • ジャスミン茶:27mg
  • マスカットルイボスティー:0mg
  • ブレンド茶:0mg
  • 緑茶:22mg
  • レモン&ビタミンC:0mg
  • アセロラ&ビタミンC:0mg

「ジャスミン茶」と「緑茶」にはカフェインが含まれていますが、その他のフレーバーには含まれていません。
ジャスミン茶と緑茶にはもともとカフェインが含有されていますので、それらを使用したフレーバーにはどうしてもカフェインが含まれてしまいます。もしカフェインレスのお飲み物をご希望でしたら、その他のフレーバーをお選びください。

Q

カフェインレス、デカフェ、ノンカフェインは、全てカフェインが入っていないものでしょうか。

ノンカフェインの飲み物はカフェインを含んでおりません。その他の表記の飲み物にはカフェインがわずかに含まれています。
カフェインに関する表記は、公正競争規約施行規則によって次のように定められています。

カフェインを 90%以上除去したコーヒーにあっては、「カフェインレスコーヒー」、「デカフェネィテッドコーヒー」等と表示する。
出典:全国公正取引協議会連合会:(PDF)レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約
ノンカフェインの飲料はカフェイン0%の飲み物でしか表記することが許されません。そのためカフェインを全く含みませんが、カフェインレスやデカフェには少量のカフェインが含まれています。カフェイン含有量が少ない飲料物だとお考えください。

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Q

レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーは、カフェインの含有量は同じですか。

インスタントコーヒーのほうが、カフェイン含有量が少なくなります。
コーヒー中のカフェインは、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーでわずかに変化し、インスタントコーヒーのほうが、カフェイン濃度が低いと報告されました。

レギュラーコーヒー浸出液 60mg コーヒー粉末10g・熱湯150ml
インスタントコーヒー 57mg インスタントコーヒー2g・熱湯140ml

出典:食品安全委員会:(PDF)食品中のカフェイン

カフェイン摂取量を制限したい方は、インスタントコーヒーをおすすめいたします。お湯の量を多くすると薄まり、100mlあたりのカフェイン量も減るでしょう。
当社のインスタントコーヒーは、商品ごとにカフェイン量を分析しており、商品のパッケージに記載してありますので、商品ごとにカフェイン量をご確認いただけます。

Q

「ブレンディ®」ポーションのカフェイン量について教えてください。

フレーバーによって違いがありますが、2025年8月時点のラインナップでは次のとおりとなります。

商品名 カフェイン含有量(1本あたり)
「ブレンディ®」 ポーション 濃縮コーヒー無糖 63mg
「ブレンディ®」 ポーション 濃縮コーヒー甘さひかえめ 63mg
「ブレンディ®」 ポーション キャラメルカフェオレベース 58mg
「ブレンディ®」 ポーション 紅茶 7mg
「ブレンディ®」 ポーション 甘熟苺オレベース 0mg
「ブレンディ®」 ポーション 抹茶オレベース 10mg
「ブレンディ®」 ポーション フルーツティー 3種の果物ミックス 3~8mg
「ブレンディ®」 ポーション アップルティー 5mg

また同じ商品名であっても、今後、中身の改定によってカフェイン含有量が変わることもございます。

Q

「ブレンディ®」スティックのカフェイン量について教えてください。紅茶オレやほうじ茶オレ、ココア・オレにもカフェインは含まれているのでしょうか。

紅茶オレ、ほうじ茶オレ、ココア・オレにはカフェインが含まれています。
「ブレンディ®」スティックに含まれているカフェイン量は次のとおりです。

商品名 カフェイン含有量(1杯あたり)
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 62mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ カロリーハーフ 41mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ やすらぎのカフェインレス 4mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 大人のほろにが 88mg
「ブレンディ®」 スティック エスプレッソ・オレ微糖 81mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 甘さなし 70mg
「ブレンディ®」 スティック とろけるミルクカフェオレ 33mg
「ブレンディ®」 スティック キャラメルカフェオレ 18mg
「ブレンディ®」 スティック 紅茶オレ 38mg
「ブレンディ®」 スティック 紅茶オレ甘さなし 38mg
「ブレンディ®」 スティック とろけるはちみつ紅茶オレ 41mg
「ブレンディ®」 スティック ココア・オレ 4mg
「ブレンディ®」 スティック 抹茶オレ 10mg
「ブレンディ®」 スティック ほうじ茶オレ 11mg
「ブレンディ®」 スティック チャイティーオレ 16mg
「ブレンディ®」 スティック ルイボスティーオレ 0mg

「ブレンディ®」 スティック ルイボスティーオレには全く含まれませんが、その他のフレーバーにはカフェインが含まれます。

ポリフェノール

コーヒーの栄養成分として特徴的なのがポリフェノールとされています。ポリフェノールは抗酸化作用がある健康成分として注目されており、全身の細胞の酸化を抑えてくれる作用があるとされています。
コーヒーにもポリフェノールが含まれており、毎日お飲みいただくことで健康効果を高められるかもしれません。
栄養成分のひとつであるポリフェノールについてのご質問にお答えしていきます。

Q

コーヒーにポリフェノールは含まれていますか。

コーヒーにポリフェノールは含まれています。含有量は多くのポリフェノールを含むと言われる赤ワインと同等です。
お茶と比較すると約2倍ともされています。
弊社では、一部のレギュラーコーヒーやクリーミングパウダー等を除き、商品のパッケージやホームページの各商品ページにポリフェノール含有量を掲載しておりますので、商品ごとにご確認いただけます。
健康のためにコーヒーを活用したいと思われる方は、パッケージに記載されているポリフェノール含有量をご確認ください。
基本的に生豆と焙煎したコーヒー豆では、ポリフェノール含有量に違いはないと報告されましたので、どのような形であってもコーヒーを飲むことによってポリフェノールを摂取できるでしょう。

Q

ポリフェノールについて教えてください。

コーヒーに含まれているポリフェノールは「クロロゲン酸」などの多くのポリフェノールが含まれています。
クロロゲン酸は、コーヒーの色や苦みのもととなっている成分です。
毎日摂取することにより、次のような健康効果が期待できるでしょう。

  • 血糖値上昇抑制作用
  • 血圧改善作用
  • 抗発ガン作用
  • 抗酸化作用
  • 抗菌活性
  • 脂肪肝リスク低減

年齢とともに気になりがちになる血糖値や血圧を改善したり、ガンの発生を抑制したりする作用を持つポリフェノールだと言われます。
デカフェはカフェイン含有量が少ないもののポリフェノール含有量は通常のコーヒーと同等で、健康効果に関しては変わりがありません。
コーヒーを1日2~4杯飲む生活習慣の方は、そうでない方に比べて死亡リスクが低いとの調査結果もあります。

Q

「ブレンディ®」スティックに含まれているポリフェノール量について教えてください。

「ブレンディ®」スティックシリーズのポリフェノール含有量は次のとおりです。

商品名 ポリフェノール含有量(1杯あたり)
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 370mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ カロリーハーフ 260mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 大人のほろにが 490mg
「ブレンディ®」 スティック エスプレッソ・オレ微糖 450mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ 甘さなし 380mg
「ブレンディ®」 スティック とろけるミルクカフェオレ 200mg
「ブレンディ®」 スティック キャラメルカフェオレ 130mg
「ブレンディ®」 スティック カフェオレ やすらぎのカフェインレス 260mg
「ブレンディ®」 スティック 紅茶オレ 140mg
「ブレンディ®」 スティック 紅茶オレ甘さなし 150mg
「ブレンディ®」 スティック とろけるはちみつ紅茶オレ 140mg
「ブレンディ®」 スティック チャイティーオレ 80mg
「ブレンディ®」 スティック ルイボスティーオレ 43mg
「ブレンディ®」 スティック ココア・オレ 93mg
「ブレンディ®」 スティック 抹茶オレ 110mg
「ブレンディ®」 スティック ほうじ茶オレ 85mg

コーヒー豆マンノオリゴ糖

コーヒーには「コーヒー豆マンノオリゴ糖」と呼ばれる栄養成分も含まれています。コーヒー粉から抽出・精製される糖質で、カロリーは砂糖の半分ほどです。甘みは薄いですが、脂肪の吸収抑制や代謝促進、腸内環境の調整などの作用があります。
ポリフェノールとともにわたしたちの身体を守ってくれるコーヒー豆マンノオリゴ糖について、みなさまから寄せられたご質問にお答えしていきます。

Q

「ブレンディ®」毎日の腸活コーヒーに含まれているコーヒー豆マンノオリゴ糖について教えてください。

抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)から抽出・精製した液の中に発見されたオリゴ糖です。
AGF®は日本で初めて、マンナンを原料にした「コーヒー豆マンノオリゴ糖」の抽出・精製を工業化することに成功しました。
食物繊維と同じように、腸内環境を整えるために役立つ成分であり、同時にコレストロールや血圧を低下させたり、抗腫瘍効果や造血作用をもたらしたりするため健康維持にも役立ちます。

カリウム

カリウムはミネラルのひとつであり、人の身体にとって欠かせない栄養成分です。
次のような働きを持ちます。

  • 浸透圧を調整する
  • ナトリウムを排出する
  • むくみを軽減する
  • 神経の興奮性を調整する
  • 筋肉の収縮を調整する

ミネラルは全般的に、身体を調整する働きを持ちます。
その中でもカリウムは塩分を排出したり、神経や筋肉を調整したりと、身体にとって欠かせない働きをする栄養成分です。
カリウムに関して寄せられた質問を見ていきましょう。

Q

リン、カリウムの含有量について教えてください。

リンとカリウムの含有量は商品によって違います。
弊社商品中の含有量を知りたい方は、商品詳細ページ下部にある栄養成分表をご覧ください。
カロリーやタンパク質、脂質、炭水化物量などとともに、リンとカリウムの含有量について記載しております。
各商品ページは以下からご覧ください。

商品ページはこちら

Q

通常のインスタントコーヒーとデカフェのインスタントコーヒーではカリウムの量は違いますか。

インスタントコーヒーとデカフェインスタントコーヒーで、カリウム含有量に違いはありません。
デカフェ商品はあくまでも、カフェインの含有量が少ないコーヒー製品です。
そのためその他の栄養成分について大きな違いはなく、カリウムについても同程度に含まれております。

カロリー

フレーバーつきのコーヒーを飲むときに気になるのがカロリーではないでしょうか。商品によっては糖分や脂質を付加しているものもありますので、無糖のコーヒーを飲むときよりもカロリーが上がりがちになります。
特に毎日コーヒーを飲む習慣がある方にとっては心配なところでしょう。
コーヒーを飲むとどのくらいカロリーを摂取するのか、ご質問にお答えしていきます。

Q

栄養成分のカロリーや食塩相当量等が幅で表示されている理由について教えてください。

コーヒー豆は農産物であり、季節や収穫地域により栄養成分に差が生じるためです。
植物は育つ土壌や育成環境によって、保持する栄養素が異なることも珍しくありません。
しかし商品パッケージには栄養成分を表示する必要があります。
成分値が許容範囲内(±20%)に収まらない場合、最低値と最高値を表示するため幅のある表記となります。

Q

コーヒー1杯当たりのカロリーを教えてください。

コーヒー1杯当たりのカロリーは4~5kcalです。
しかしコーヒーに砂糖やミルクを入れる場合、コーヒー以外のもののカロリーがプラスされます。
たとえば5gの砂糖を入れると約20kcalが増え、約25kcalほどとなります。

クロロゲン酸(抗酸化成分)

フレーバーつきのコーヒーを飲むときに気になるのがカロリーではないでしょうか。商品によっては糖分や脂質を付加しているものもありますので、無糖のコーヒーを飲むときよりもカロリーが上がりがちになります。
特に毎日コーヒーを飲む習慣がある方にとっては心配なところでしょう。
コーヒーを飲むとどのくらいカロリーを摂取するのか、ご質問にお答えしていきます。

Q

クロロゲン酸について教えてください。

クロロゲン酸とはコーヒーに含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持ちます。
主に期待できる健康効果は次のとおりです。

  • 血糖値上昇抑制作用
  • 血圧改善作用
  • 抗発ガン作用
  • 抗酸化作用
  • 抗菌活性
  • 肝疾患リスク低減
  • 死亡率低減

コーヒーの芳香成分であり色素でもあるため、クロロゲン酸があるからこそコーヒーの風味や色が現れます。
健康効果はもちろん、コーヒーのおいしさを演出するための成分とも言えるでしょう。
ただしクロロゲン酸の含有量はコーヒーの品種により異なり、一律にどのくらい含まれているとは言えません。

コーヒー、インスタントコーヒーなどに含まれるその他の栄養成分

コーヒーに含まれる代表的な成分は、カフェイン・ポリフェノール(クロロゲン酸)・カリウムなどですが、もちろんそれだけではありません。ご紹介した主要成分もさまざまな健康効果を発揮しますが、コーヒーにはまだ多くの栄養成分が含まれています。
毎日コーヒーを口にする方であれば、どのような栄養を摂取できているのか気になるところでしょう。
そこでコーヒーを飲んだときに摂取できる栄養素についてご紹介していきます。

Q

コーヒーの成分を教えてください。

コーヒーの浸出液に含まれる成分は主に次のとおりです。
成分含有量は文部科学省の「食品成分データベース」を参照いたしました。

  • タンパク質
  • 炭水化物
  • 配分
  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン
  • マンガン
  • ビタミンB2
  • ナイアシン
  • ビオチン

商品や豆によって違いはあるでしょうが、主にご紹介したような栄養成分が含まれています。
さらにカフェインとクロロゲン酸が健康効果を後押しします。

Q

インスタントコーヒーの成分について教えてください。

インスタントコーヒーの成分は、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると次のとおりです。

  • 水分 3.8%
  • たんぱく質 14.7g
  • 炭水化物 56.5g
  • 灰分 8.7g
  • タンニン 12g
  • カフェイン 4.0g
  • 無機質・ビタミン微量

商品により違いはありますが、一般的なインスタントコーヒーの栄養成分目安としてください。
弊社では商品ごとに栄養成分の分析値をパッケージに記載しております。
ホームページでも公表しておりますので、すべての栄養成分を知りたい方は下記をご参照ください。

インスタントコーヒーの商品ページはこちら

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Q

「マリーム®」クリーミングパウダーは、どの位のトランス脂肪酸が含まれていますか。

「マリーム®」クリーミングパウダーに含まれるトランス脂肪酸は、通常タイプ、低脂肪タイプごとに以下のとおりです。

  • 「マリーム®」クリーミングパウダー:0.02g
  • 「マリーム®」クリーミングパウダー低脂肪タイプ:0.01g

いずれもクリーミングパウダー1杯分(3g)の栄養成分を算出しています。

Q

「マリーム®」クリーミングパウダーと脱脂粉乳の違いは何ですか。

「マリーム®」クリーミングパウダーと脱脂粉乳には次のような違いがあります。

  • クリーミングパウダー:乳たんぱくに植物油脂と水飴を加えたもの
  • 脱脂粉乳:ミルクを乾燥させて水分と脂肪分を除去したもの

脱脂粉乳はミルクから水分と脂肪分を除去したものであり、
「マリーム®」クリーミングパウダーのほうが非常に滑らかでコクのある仕上がりです。