コーヒー大事典
コーヒーのちょっと意外な活用法料理に使う
コーヒー・トリビア
飲むだけじゃない!カレーを美味しく「食べよう」
コーヒーは飲みものですが、ただ飲むだけではなく、さまざまな活用法があります。「料理」もその一つ。コーヒーの持つビターな風味と香ばしさは、肉料理の隠し味として使えばコクが出ますし、オーブン料理の焼き色をきれいに仕上げる効果も。
工夫次第で、お料理のおいしさをぐっと高めたり、新しい味わいを楽しめるコーヒー。ぜひ、食後に飲むだけでなく、「食べる」ことでもコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。
カレーの隠し味にコーヒー?!
カレーをつくる際、少量のインスタントコーヒーを熱湯で溶かしたものを加えるだけで、味わいにコクが生まれます。入れるタイミングは、煮込みの最後のタイミング。カレールーがすべて溶け切ったところに加えることで、コーヒーのほのかな苦味がカレーの味わいを大きく膨らませてくれます。また、ビーフシチューでも、インスタントコーヒーを少量入れると、ちょっと大人の味わいに仕上がります。カレーでも、シチューでも、入れすぎると苦すぎてしまうので、自分の好みの分量を探してみてください。
オーブンを使ったお肉料理にも!
コーヒーは、肉料理の隠し味としても重宝します。たとえばスペアリブを漬け込むとき、インスタントコーヒーを少しふりかけると、コーヒーの生み出すコクにくわえ、オーブンで焼いた際の香ばしさがぐっとUP。また、焼き色もきれいに仕上がるため、見た目にも食欲をそそる一皿ができあがります。
なんと、しゃぶしゃぶにもコーヒー!
ぐつぐつと煮立ったお鍋のお湯に、お肉をくぐらせて食べる「しゃぶしゃぶ」。このお湯に、インスタントコーヒー小さじ1杯を溶かします。すると、コーヒーがお肉のくさみを抑え、とても食べやすく大変身。和のメニューの代表でもあるしゃぶしゃぶが、コーヒーの力でさらに美味しくなるなんて、面白いですね。