執筆:2025年7月
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毎日、何気なく使うプラスチック。その行き先を考えたことはあるでしょうか。2018年、その問いを私たちに突きつける「クジラからのメッセージ」が、神奈川・鎌倉の海から届きました。この出来事を受け止め、神奈川県は大きく動きます。
神奈川県は、「2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされずに廃棄されるプラスチックごみをゼロにする」と宣言しました。味の素AGF株式会社(以下、味の素AGF)は、その理念に共鳴し、「かながわプラごみゼロ宣言」の賛同企業に加わり、神奈川県と連携し、マイボトルの利用促進活動を展開しています。
「かながわプラごみゼロ宣言」とは
2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取り組みとして、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組んでいます。
味の素AGFでは、プラスチック使用量を約88%削減※1できるスティックタイプのマイボトル用ドリンク《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズを、2024年3月に発売するなど、マイボトルの日常使い促進に取り組んできました。
- ※1 《「ブレンディ®」 マイボトルスティック》1本と350mlペットボトルを比較
このような背景から、神奈川県の取り組みに賛同し、「かながわプラごみゼロ宣言」賛同企業として登録、神奈川県と連携してマイボトルの利用促進活動を展開してきました。今回はその活動の一部を紹介します。
地域イベントで広がる「マイボトル」の輪
うたフェスJAPAN(2024年・2025年協賛)
一般社団法人東京国際合唱機構が主催する音楽イベント「うたフェスJAPAN」は、2024年より横浜で開催されています。独自の環境憲章を掲げ、参加者にはマイボトルの持参を推奨するなど、環境配慮型イベントとしても注目されています。
味の素AGFは、2024年・2025年の2年連続で本イベントに協賛。ウォーターサーバー企業と共同でブースを出展し、来場者の皆さまにその場で《「ブレンディ®」マイボトルスティック》を体験いただきました。
出典:味の素AGFリリース
湘南国際マラソン(2025年12月7日開催)
湘南国際マラソンは、SDGsの考え方を積極的に取り入れた「環境配慮型のマイカップ・マイボトルマラソン」です。給水所では使い捨てカップやペットボトルを使用せず、参加者自身が持参したマイカップやマイボトルを使用します。
特に2022年大会以降はごみ削減に一層注力しており、2025年大会では開催史上もっとも少ないゴミ排出量を記録しました。マイカップ・マイボトル方式を導入する前の2019年大会と比較すると、ゴミ排出量は約76%削減されています。
味の素AGFは2025年大会において、この取り組みを後押しするため、神奈川県ブース内で商品のサンプルを配布し、《「ブレンディ®」マイボトルスティック》をお試しいただきました。
日常に「マイボトル」という選択を
味の素AGFは、「ココロとカラダの健康」「人とのつながり」「地球環境との共生」「TEAM AGFの強化」の4つを重要テーマに掲げ、サステナビリティ活動に取り組んでいます。
神奈川県の取り組みに賛同してきたのも、資源循環型社会の実現に貢献したいという当社の考えと合致していたからです。
マイボトル用商品の開発もその一環です。環境に配慮した容器包装設計を行い、本来の機能を損なわない範囲で包装資材の使用量を削減するとともに、環境負荷低減素材を採用しています。
今回の取り組みを担当した谷車さん
「マイボトルの活用が、無理なくプラごみ削減に取り組める選択肢のひとつだと、ひとりでも多くの方に知っていただきたいですね。実際にお使いいただければ、その良さは伝わるはず。まずはお手に取っていただく機会を増やしていきたいと考えています」
こうした思いのもと、イベントでの啓発活動に加え、スーパーやデパートなどの小売店でも、お客様にマイボトルという選択を提案しています。その一環として、2026年5月1日〜6月30日には、神奈川県内1,277店舗で「持ち歩こう!マイボトル運動」キャンペーンを実施しました。
本キャンペーンの主軸商品にもなった《「ブレンディ®」マイボトルスティック》シリーズは、「デカボスコア」を導入しています。商品によってCO2排出量がどれだけ少なくなったかを示すことで、お客さまに「使うたびに環境に貢献できる」ということを知っていただきたい。そんな想いが込められています。
ひとつの気づきは、やがて大きな波へ
声なきシロナガスクジラの声。
それに耳を傾け、神奈川県が旗振り役となったことで、多くの企業・団体・学校がプラスチックごみ削減に向けて動き始めました。一つひとつの取り組みは小さく見えても、地域全体で目標に向かう大きな波を生みつつあります。
味の素AGFもその一員として、今後もマイボトル活用の啓発に努めてまいります。
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- 組織名や所属、肩書、業務内容、商品情報等を含むすべての記載内容は、各取材及び執筆時点のものです。
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