執筆:2026年8月
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群馬県は、県のおよそ3分の2を森林が占める、関東有数の緑豊かな地域です。2026年6月21日の父の日、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」と、同チーム所属の辻直人選手が代表を務める一般社団法人スリーピース(以下、スリーピース)、そして味の素AGF株式会社(以下、味の素AGF)の3者は、親子で地域の自然を楽しみながら学ぶイベントを開催しました。
会場となった群馬県立赤城森林公園「赤城ふれあいの森」には、公募抽選で選ばれた13組26名の親子が参加。森林学習や木工クラフト体験、コーヒー焙煎体験などを通じて、群馬の自然の魅力や環境について理解を深めました。
イベントに込めた想いと当日の様子をご紹介します。
地域の自然と森について学ぶきっかけに
2025年に続き2回目となる今回のイベントでは、大自然の中での丸太切りや木工クラフトなどのプログラムを実施しました。
会場となったのは前橋市にある「赤城ふれあいの森」。当日はあいにくの雨模様となりましたが、参加者は園内の「あかぎ木の家」に集まり、まずは森の生きものや森林環境について学ぶ森林学習からスタートしました。
この学習には、森林面積が多い群馬県ならではの地域課題を知り、地元の自然や環境に関心を持つきっかけにしてほしいという想いが込められています。
群馬クレインサンダーズを運営する株式会社群馬クレインサンダーズ代表取締役社長 阿久澤 毅氏は、群馬の自然環境について次のように語ります。
株式会社群馬クレインサンダーズ 代表取締役社長 阿久澤 毅氏:
「整備された山はきれいですが、そうではない森に行くと荒れていることが多いんです。人の手が入らないから、野生動物も好き勝手に行動してしまう。昔は畑や森が今よりもきちんと管理されていました。今は人が管理している場所と手つかずの自然との境界線が、少し揺らいでいる。でも、動物たちは悪くない。もともとそこにいるわけですから。」
味の素AGFもまた、2015年からAGF関東で使用する水の源流域である荒砥川源流域(前橋市北部・赤城山南麓)で、「AGF®ブレンディ®の森」群馬の森づくり活動を継続しています。
花粉の少ないスギの植林や下草刈り、イノシシやシカによる被害を防ぐための獣害対策などを通じて、健全な森林づくりに取り組んできました。
活動は地元の赤城南麓森林組合や認定NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会と連携して進められており、これまでに「AGF®ブレンディ®の森」鈴鹿と合わせて延べ約4,000人が参加しています。
近年は散策ルートの整備も進み、来訪者が水源をめぐりながら森を散策できるようになりました。こうした長年の取り組みが評価され、2025年には「令和7年度群馬県環境賞」の「環境功績賞」を受賞しています。
親子で楽しむ木工クラフトとコーヒー焙煎体験
「2026年父の日親子木工クラフト体験会」当日のプログラム
10:00 開会・森林学習
11:00 木工クラフト体験
11:30 丸太切り体験
12:00 コーヒー焙煎体験
13:00 閉会
木工クラフト体験では、スリーピースで活動する辻大地さんも加わり、イベントを一緒に盛り上げてくれました。
スリーピースは、「バスケットボールを通じて、社会貢献を!」を理念に、群馬クレインサンダーズの辻直人選手が2019年に立ち上げた活動です。2026年3月には一般社団法人化し、現在は辻選手と谷口大智選手がスリーポイントシュートを決めるごとに寄付金を積み立て、シーズン終了後には病院や児童養護施設の子どもたちへ寄付金やバスケットボール用品を届けています。
また、今回のイベントでは新たなプログラムとしてコーヒー焙煎体験も実施しました。
コーヒーの生豆は緑色をしており、私たちが普段楽しんでいるコーヒーの香りはまだありません。参加者は焙煎によって豆の色や香りが変化していく様子を観察しながら、コーヒーができるまでの過程を楽しみました。
参加者や関係者が語る、このイベントの魅力
イベントには群馬クレインサンダーズの谷口大智選手も参加しました。
群馬クレインサンダーズ 谷口 大智選手:
普段、こんなにも近くでファンの方々と交流することがなく、今日はとても新鮮な気持ちで参加しました。特に「父の日」ということで、お父さんと子どもの関係に触れ、僕自身も楽しませてもらいました。子どもたちには、家族のために働いているお父さんに、今日は「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えてほしいなと思いましたね。
AGF関東株式会社 代表取締役社長 宮本 啓史:
群馬県太田市での生産開始から30年という節目を迎えました。これからも地域に寄り添いながら、地元に根差した活動を育てていきたいと考えています。群馬クレインサンダーズとも、地域を元気にしたいという想いを共有しています。
味の素AGF株式会社 常務執行役員 中澤 正規:
AGFグループの生産拠点が群馬県太田市にあることは、まだ十分に認知されていないと感じています。
群馬を盛り上げ、地域活性化に貢献することを共通の目標として、3年前から群馬クレインサンダーズとの取り組みを進めています。
群馬クレインサンダーズの誕生によって地域が盛り上がり、年々ファンも増えています。選手との距離が近く、小さなお子さんからご高齢の方まで幅広い世代が応援している姿を見ると、スポーツの持つ力の大きさを実感します。
ご夫婦でユニフォームを着て同じ掛け声で応援している様子を目にすると、スポーツが人と人とのつながりを育んでいることを感じます。
スポーツの力で群馬を盛り上げ、地域とのつながりを育む
阿久澤 毅氏は、「規模を広げることよりも、一つひとつの取り組みの質を高めながら、ファンの皆さまとのつながりを深めていきたい」と語ります。
森づくり、スポーツ、家族との時間、そして一杯のコーヒー。
一見すると異なる活動のように見えますが、その根底には、「地域を大切にしたい」「人と人とのつながりを育みたい」という共通の想いがあります。
味の素AGFはこれからも、地域の皆さまとともに歩みながら、自然環境の保全やスポーツ振興、人とのつながりを育む活動に取り組んでまいります。
- 組織名や所属、肩書、業務内容、商品情報等を含むすべての記載内容は、各取材及び執筆時点のものです。
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